2分で読めるレースレポート~Head of the River~

2分で読めるレースレポート~Head of the River~

はじめに

Head of the River Race (以下HoRR)は、毎年テムズ川でちょうどセンバツ@天竜の裏番組で行われる世界最大級のヘッドレースです。英国やアイルランドからおよそ200クラブが集い、6.8kmのChampionship Courseをエイトで10秒間隔で駆け抜けます。めちゃくちゃ荒れてる&流れが超早いので、熟練のスキルがないとスムーズに漕ぎ切るのは至難の業です。腹切りや艇同士のチャンバラもめちゃくちゃ多いです。代表レベルのトップクルーはStabilityとリラックス感が異常に高いなという印象。

お祭りみたいな雰囲気で、露店もたくさんあり艇庫も解放されていました。自分のクルーはVestaRowingClubという川沿いに位置する伝統クラブの施設を借りました。艇庫の内装が素晴らしかったです。(二枚目)Tシャツ買いました(4枚目)。


混みすぎ

艇を担いでから蹴りだすまでに1時間、蹴りだしてからスタート地点までに1時間かかりました。エイトが桟橋まで2,30艇並んでるのは地獄絵図でしたが、誰も焦ってる様子がなかったのはおそらくタイムペナルティなどがはっきりと規定されていないからと思われます。エイトのしっぽに頭をぶつけてる人やリガー同士の接触などがめちゃくちゃ多かったですが、慣れてるのかトラブルに発展する様子はなかったです。

道路でリグするクルーも

長すぎ(6.8km)

たとえ橋の位置を把握していたとしてもレース中は半狂乱なのでまったく距離感がつかめず、後どれほど漕がなきゃいけないのかわからないままでした。地獄。でも川沿いの景色は素晴らしかったです。地元の人の応援も多く盛り上がってました。

自分は2番で出ました。

はしゃぎすぎ(アフターパーティ)

テムズ川沿いの伝統クラブはほとんどが艇庫内にバー(1枚目)があります!今回のような大会時は参加者に解放され、社交の場になってます。そして21時以降はナイトクラブに変わり、踊って飲む場所になります(2枚目:SNS拾い画)。みんなめちゃくちゃ飲みます。エディンバラやLeander、ニューキャッスルといった名門クラブの人たちと交流できたのはいい経験です。

最後に

最大級のレースを通じてローイングの社交の側面を楽しむことができたのは良い経験でした。残りの目標大会のHenley Royal Reggataに向けて、漕手/コーチとして精進しようと思います。

ブログに戻る